授業づくりの勉強会

9月21日(木)に、先生方で4年生の国語「一つの花」の授業を参観しました。
戦争に行くお父さんが、汽車に乗る直前に主人公「ゆみこ」へ渡した一輪のコスモス。30年以上も教科書で扱われている教材ですので、実際に学ばれた方も多いのではないかと思います。
授業のめあては「一輪のコスモスに込められたお父さんの願いを読み取り、伝え合うこと」でした。子ども達は教科書の言葉を手がかりにして自分の考えをまとめ、お互いに考えを伝え合い、聞き合いながら勉強を進めていました。自分の考えを大切にしながらも、自分とは違う考えや友だちの考えの良さに触れることができました。中には「使っている言葉は違うけれども、考えたことは同じ」ということに気付いた子供もいました。

どのような授業を行うか考えるのは、学校の先生の大切な仕事です。以前は、一人で考えることも多かったのですが、近頃は先生方みんなで考える機会も増えてきました。今回も授業の流れや、子ども達の考えが深まるような問いかけの言葉などをみんなで吟味して参観の日を迎えました。子ども達と同じく、私たちも学びの多い授業になりました。