学校について

 涌谷第一小学校は「日本初の産金の地」宮城県涌谷町の小学校です。
 本校は明治6年7月1日に「第七大学区第二中学区遠田郡馬場谷地村第三十四番小学校」として光明院に設立されました。以来、馬場谷地小学校、涌谷尋常高等小学校、涌谷国民学校、涌谷小学校そして涌谷第一小学校と歴史を刻み、開校150年を迎えました。
 学校のそばを清流・江合川が流れています。校庭からは県内有数の桜の名所城山公園と天守閣を模した町立史料館を眺めることができます。校歌にも歌われ、創立以来変わらぬ「清き自然」の中で「チームわくイチ」を合言葉に「自ら 知を磨き 徳を高め 体を鍛える 児童の育成」を目指した教育活動を進めています。

学区について

 宮城県涌谷町の南西に位置し,江合川の南側の地域が学区となっており、石巻市と美里町と接しています。学区内をJR石巻線と国道108号、346号が通っており交通の利便性が高く、国道沿いにはロードサイド店も立ち並んでいます。
 学区は25地区に分かれ,町中心部の商店街と世界農業遺産「大崎耕土」を構成する豊かな田園が広がる農業地域からなっています。学区西部及び東部の地区の児童はスクールバスや町民バスを利用して通学しています。 

児童について

 児童は明るく素直で,活動的です。 活動に責任をもって取り組もうとしています。また,地域行事などにも積極的に参加しています。自分の個性を大切にし、目標に向かってがんばろうとする姿が見られます。またマーチングバンドは,校内行事や各種大会で豊かな表現力をもとに優れた演奏・演技を行っています。

校舎・校庭

 正門脇のソメイヨシノは「町内で一番最初に開花する」と言われており、地域の方々の目も楽しませてくれます。校庭北側の築山は,児童が「虹の山」と命名し,人気のある遊び場になっています。
 現在の校舎は昭和39年から使用されておりますが、改修工事やエアコン設置工事などが行われ、快適な学習環境づくりがなされています。
 校庭からは県内有数の桜の名所・城山公園と天守閣を模した町立史料館を望むことができます。特にお花見シーズンは昼夜を問わず美しい姿を見せてくれます。

PTA活動・地域

 明治6年の開校以来長い伝統を誇る本校は「地域の学校」として学習活動、交通安全、健全育成など様々な場面で皆様に支えれています。平成11年2月,通学児童の登下校の安全と事故防止,犯罪から児童を保護する目的で,学区内の主な通学路付近の事業所や個人宅に依頼し,涌一小「風の子安全協力の家」を設置しました。また,平成14年度から「親子ふれあい作品展」を行っており、夏休み明けの恒例行事となっています。